【JJパジェッレ】 CLラウンド16・1stレグ ポルト対ユベントス
著者:J-JOURNAL 編集部 ヤチマターノ・リョウスケ
前後半の立ち上がりを狙われ2失点…。ポルトの策略に沈む
ビアンコネーリは現地時間17日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でポルトと対戦。
アウェイの地、エスタディオ・ド・ドラゴンで行われた1stレグで、1-2と敗戦を喫した。
試合は立ち上がり2分、ユベントスがポルトの前線からの守備に戸惑いを見せていると、MFロドリゴ・ベンタンクールがバックパスをミス。
“中途半端”な位置にボールが転がると、これをFWメフディ・タレミに押し込まれ失点。いきなり先制を許してしまった。
巻き返しを図りたいユベントスだったが、35分にDFジョルジョ・キエッリーニが負傷を訴え途中交代。カピターノを失ってしまう。
不運はまだつづく。後半の立ち上がり、46分に一瞬の隙を突かれて失点。FWムサ・マレガにネットを揺らされ、0-2とされてしまった。
1つでもアウェイゴールが欲しいユベントスはFWアルバロ・モラタやMFアーロン・ラムジーをピッチへ送り、流れを変えにかかる。
すると82分、MFアドリアン・ラビオのクロスに反応したMFフェデリコ・キエーザが、これを巧みにミートして1-2。貴重なゴールを奪った。
しかし、その後も攻めつづけるイタリア王者だったが、それ以上ネットは揺らせず試合はそのまま終了。
アウェイゴール1つを手土産に、ホームのアリアンツ・スタジアムで行われる2ndレグに望みを託すこととなった。
【試合結果】
ポルト 2-1 ユベントス
【得点者】
2’ タレミ
46’ マレガ
82’ キエーザ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点【6】、基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5】
戦前の予想では「引いたポルトをビアンコネーリがどう崩すか」というところに注目が集まったが、想定外のポルトのハイプレスに苦しみ後手を踏んだ。また、この状況に追い打ちをかけるように立ち上がりから失点。パニックに陥った。モラタ、ラムジー投入まで打開策も見つけられず…。アウェイゴールを奪えたことが唯一の救いか。
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