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大会史上初のファイナルに

ビアンコネーリは宿敵インテルを破り、2シーズン連続でコッパ・イタリア決勝戦に駒を進めた。

一方の準決勝ではアタランタ対ナポリが対戦し、ジャン・ピエロ・ガスペリーニのチームが2戦合計3-1で勝利。ファイナリストの座を勝ちとった。

両クラブは現地時間2021年5月19日にサンシーロにて、一発勝負の決勝戦を行う。

ビアンコネーリが勝利すれば、3シーズンぶり14回目の栄冠に輝く。また、大会の最多獲得数も更新する。

一方、アタランタは1962/63シーズン以来となり、近年イタリアはもちろん欧州を席巻してきたチームにとって、たしかな「結果」が欲しいところだろう。

イギリスのデータ会社『Opta』は10日、「両クラブが決勝戦で顔を合わせるのは史上初」と伝えた。

両クラブは昨年12月16日、セリエA第12節ではアリアンツ・スタジアムで対戦。

試合はFWフェデリコ・キエーザの得点で29分に先制するも57分に追いつかれ、1-1の引き分けに終わっている。

ゲヴィス・スタジアムにおいて、4月18日に開催されるセリエA第31節はコッパ・イタリア決勝戦の「前哨戦」となりそうだ。