”獲得費がいくらかは知らない”

ユベントスのDFアレックス・サンドロは、自身の移籍金については気にしておらず、エヴラなどの経験豊富なプレイヤーから学ぶものは沢山あると話した。

A・サンドロは、アサモアの怪我などもあり、補強ポイントと言われていた左サイドバックを熟せる選手として、今夏にポルトから2600万ユーロと言われる額で移籍している。しかし、同ポジションのDFパトリス・エヴラが活躍していることもあり、今季はまだ5試合しか出場していない。

そんなA・サンドロは欧州制覇の経験があるエヴラやキャプテンのブッフォンを尊敬しているようだ。『Sky Sport Italia』が同選手のコメントを伝えた。

「世界のブッフォンと経験豊富なエヴラは、我々にとってとても重要な存在だよ。彼らはピッチの中はもちろん、外でも素晴らしい存在だね。私の獲得費用にいくらかかったのかは知らないよ。私は攻守の両面を改善するために、日々トレーニングを続けるだけさ。私はまだ成長を続けているからね。ユベントスは試合毎に修正し成長し続け、そして常に勝利しなければならない。」

世界最高の左サイドバックの1人とも称され、超攻撃的なサイドバックとしても有名であった元レアル・マドリードのロベルト・カルロスが、A・サンドロを高く評価していることについての質問に答えた。

「ロベルト・カルロスが私を評価してくれたことについて？彼が私のことを話してくれるなんて、とても名誉なことだよ。彼の期待に応えられるように努力するよ。エヴラ？私は彼がマンチェスター・Uでプレーしていたころからのファンだから、一緒にトレーニングできるなんて光栄だ。」

まだコンスタントな出場機会を得ることはできていないが、非常に好感を持てる前向きな発言をしたA・サンドロ。今年は彼にとって我慢が必要なシーズンになるかもしれないが、サイドバックのスペシャリストであるエヴラからプレーについて学び、ブッフォンからメンタル面を学んで、しっかりと成熟したプレイヤーになってほしい。