【JJパジェッレ】 コッパ・イタリア ラウンド16 ユベントス対ジェノア
著者/J-JOURNAL 編集部 ヤチマターノ・リョウスケ
若手が躍動! 120分間の激闘を制してユベントスがベスト8進出
コッパ・イタリア、ラウンド16のジェノア戦が現地時間12日にアリアンツ・スタジアムで開催され、ユベントスが延長戦の末に3-2で勝利を収めた。
次節にインテルとのビッグマッチを控えるビアンコネーリは、主力選手を温存し、若手主体でこの一戦に臨んだ。
試合は開始2分、DFジョルジョ・キエッリーニのロングパスを受けたFWデヤン・クルゼフスキが巧みなタッチからネットを揺らし先制点を奪取。
さらに23分にもクルゼフスキのアシストからFWアルバロ・モラタがゴールを奪い、2-0と好スタートを切った。
しかし喜びも束の間、28分に右サイドからのクロスをWBレナート・チボラにヘディングで詰められ失点。
さらには後半の74分にMFフィリッポ・メレゴニにミドルシュートを決められ、2-2と同点にされてしまう。
試合は90分間では決着が着かず、延長戦までもつれ込む展開となったが、105分に期待の新鋭MFハムザ・ラフィアが決勝ゴールを奪い、3-2。
ビアンコネーリが見事勝利をつかみ、ベスト8に駒を進めた。
【試合結果】
ユベントス 3-2 ジェノア
【得点者】
2’ クルゼフスキ
23’ モラタ
28’ チボラ
74’ メレゴニ
104’ ラフィア
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点【6】、基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
主力を温存し若手主体で臨んだ一戦だが、攻撃が噛み合い開始2分で先制に成功。さらに23分にも追加点を奪い、幸先の良いスタートを切った。しかしその後は同点にも追いつかれるなど、集中力は課題だ。試合は延長にまでもつれる激戦となったが、こういった拮抗した試合で勝ちきれたことはチームにとって大きな財産となりそうだ。
次ページ【出場選手・監督の採点&寸評】