モラタの代役を探すユベントス、イタリア人有望株のスカマッカ獲得に本腰か
2021/01/12
Sporting News
「ビアンコネーリが獲得レースのポールポジション」
FWアルバロ・モラタのバックアッパーを探すビアンコネーリは、サッスオーロからジェノアへレンタル中のFWジャンルカ・スカマッカ(22)の獲得に向けて動いているようだ。
イタリアメディア『Gianluca Di Marzio』は現地時間11日、その詳細について報じている。
現在22歳のスカマッカは、身長195センチの体躯を誇り、イタリアの世代別代表にも選ばれた大型ストライカーだ。
またそのキャリアは異色で、ローマのユースで育った後、2015年にオランダへ渡りPSVのユースチームでプレー。
そして2017年に母国のサッスオーロへ移籍し、クレモネーゼやPECズウォレ、アスコリへのレンタル移籍を経験したあと、現在のジェノアへローンで武者修行の旅に出ている。
同メディアは「ユベントスは2022年6月までの18ヶ月のローン移籍でスカマッカの獲得に動いている」
「しかし、サッスオーロは買取義務を付帯したローン移籍を望んでおり、交渉は難航」
「ビアンコネーリは、この若き才能をすぐにでもトリノへ連れてくるための解決策を探っている。近日中に答えは出るだろう」と主張した。
また、多数主要メディアは「(アンドレア・)ピルロは“第4”のストライカーを求めている」
「同監督はサッスオーロとの取引の早期決着を望んでおり、ボローニャやパルマも参戦する獲得レースの中で、ユベントスが“ポールポジション”にいる」とも併せて伝えている。
将来を嘱望されるこの若きストライカーだが、果たしてビアンコネーロのシャツに袖を通すことになるのだろうか。
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