ピルロ、C・ロナウドに絶大な信頼を寄せる「ユベントスでも決定的なジョカトーレ」
「ロナウドの特徴を最大限に生かそうと…」
ビアンコネーリは、現地時間6日に開催されるセリエA第16節で首位ミランの本拠地に乗り込む。
その前日となる5日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、ユベントスはオンライン形式での記者会見を開催。
そこで、指揮官として初のサン・シーロ凱旋となるアンドレア・ピルロは、古巣ミランとの対決に向けて「特別で魅力的な試合」と意気込みを語った。
イタリア紙『TUTTO SPORT』など複数紙が同日、記者会見でのピルロのコメントを伝えている。
――ここまでロナウドがゴールを量産し続けていますが、チームは彼に依存しすぎていると感じていますか?
それともあなたは、ユベントスのどの前任監督よりも彼に多くゴールさせることができていることから、それをポジティブに受け止めていますか?
一方でミランは、ズラタン・イブラヒモビッチにあまり依存しなくても上手く機能していますね。
「ロナウドに関しては、当初から彼の特徴を最大限に生かそうと考えていたよ。そのため、ゴールまでの30mの距離で、より決定的な存在にさせたかったんだ」
「守備面であまり体力を浪費させないようにしながら、今のポジションで彼にプレーさせることにしたのは正しかったと思っている」
「彼はここだけではなく、レアル・マドリードでもマンチェスター・ユナイテッドでもポルトガル代表でも、どのチームでも常に決定的なジョカトーレだったんだ」
「彼のようなカンピオーネ(一流選手の意)がいれば、依存してしまうのは普通のことさ」
「少ないチャンスでもそれを最大限に生かしてくれる彼に我々は満足しているよ」
「イブラヒモビッチもまた、ミランにとって大事なジョカトーレだね。彼はゲームの仕方を変えてくれるジョカトーレだよ」
「そして彼が不在な時でも、ミランは(ラファエル・)レオンや(アンテ・)レビッチといったクオリティの高い選手たちの特徴を上手く生かすことができたんだ」