パレルモ会長、ディバラの起用法に不満

プレミアリーグのマンチェスター・Uやアーセナルが、ユベントスのFWパウロ・ディバラ(21)の獲得を試みているようだ。

『Calciomercato』によると、マンチェスター・Uとアーセナルが今冬1月に2800万ユーロでディバラとの契約の準備を進めているとのこと。また、プレミアの2クラブは今夏にも獲得を試みていたが、ディバラ本人の希望によりユベントスに移籍することになったようだ。

ディバラについては、アッレグリの起用法が間違っているのではないか、という声もあがっており、同選手の古巣となるパレルモの会長も先週に不満の声を上げていた。

「アッレグリがディバラをダメにしているので、私はとても悩んでいるよ。ディバラはフットボールを象徴するような素晴らしい選手だが、アッレグリはそのように考えていないようだ。私はディバラに移籍を勧める手紙を書いたよ。」

ディバラは今季8試合（内3試合は途中出場）で4ゴールをあげており、チーム内の得点王となっている。また、前節のアタランタ戦では1G1Aで更にPKを獲得するなど、ゴールに向かう強い姿勢を見せ、終始積極的なプレーでチームを勝利に導いた。

ユベントスが4000万ユーロ（ボーナス込）で獲得した将来有望な選手を簡単に放出するなど考えられないだろう。アッレグリは若手の育成に関して自信を持っているようで、21歳で才能を発揮しているディバラに関しても、アッレグリなりの”育成プラン”があるのかもしれない。