ブッフォン「会長とクラブについて話した」
前を見続けるキャプテン
ユベントスは、昨シーズンのCLファイナリストとは思えないほどの低調なパフォーマンスを見せ、開幕6試合で1勝に留まるというクラブ史上最悪の開幕とも言われているスタートを切ってしまった。
しかし、クラブのキャプテンであるブッフォンは、チームが低調なパフォーマンスから抜け出すことができると信じているようだ。
ブッフォンは『Sky Sport Italia』で、クラブに対する考えを述べた。
「ユベントスは、過去4年間は最強のチームだったが、この夏に大きな変化があり、8試合を消化した。その内のいくつかの試合で我々は納得できないパフォーマンスを披露してしまい、周囲からはブーイングを受けた。私達はまだ自分達のスタイルを探しているという段階なのだろう。しかし、それを見つけたとき、最高のパフォーマンスを発揮できると信じているよ。」
この低調なパフォーマンスについては、クラブの会長であるアニェッリとも話したようだ。
「アニェッリと話したよ。彼は常にクラブと共にいて、良い時であっても悪い時であっても一緒だと言ってくれた。これは我々選手にとっては心強いことだ。今の私達は、クラブが復活する前のときのように難しい立場にいるが、私はより難しい状況から復活したときほど喜びが大きいものだと思っている。」
指揮官のアッレグリを擁護しつつも、自分達は責任を負うべきだとブッフォンは続けた。
「複数のキープレイヤーが負傷し、監督もシステムに悩まされたという事実はあるが、アッレグリはチームに対し明確な考えを持っているよ。我々選手達もそれに応えたいと思っているし、アクセルを踏んで、全力でプレーしなければならない。あと数試合でそれが出来ると確信している。」
そして、最後にCLについても話した。
「チャンピオンズ・リーグは我々にとって、信頼と自信を作る大きなチャンスだ。勝利に対しハングリーな精神でセビージャに挑むよ。スクデット?首位になるまでにはまだ長い道のりがあるから、その話は2,3ヵ月後にしよう。」
「今の私達は難しい位置にいるんだ。でも、改善する方法は分かってるよ。目の前のすべての試合に集中し、2,3ヵ月後にもう一度順位表を見てみよう。」
37歳にして、世界最高峰のGKとして君臨し続けるブッフォン。自身のこれまでのキャリアを活かし、チームを復調へと導いて欲しい。