ユベントスとディバラの契約更新の交渉は2021年に再開か? 成立の可能性は…
2020/11/27
tutto sport
伊紙は“売り出し”も示唆
ユベントスの背番号「10」パウロ・ディバラ(27)の契約更新に向けた話し合いは、2021年の初頭に再開されるようだ。
しかし、その交渉が前向きに進むかは現時点で不透明だという。
ユベントスと同じくトリノを拠点とするイタリア紙『La Stampa』が26日、ビアンコネーリとディバラの交渉について伝えた。
2022年6月にイタリア王者との契約が満了を迎えるディバラは現在、クラブと契約更新に向けた話し合いを続けている。
だが、この交渉は両者の間で折り合いが付いておらず、今もなお“膠着”した状態だ。
同紙によると、ディバラ側が依然として年俸1500万ユーロを要求しているのに対し、ユベントスは年俸1000万ユーロにボーナスを追加した形での契約延長を望んでいるという。
また、現時点でお互いの要求額があまりにもかけ離れていることから、契約更新の話し合いは未だ前進に向かっていないとされる。
そのことから、ユベントス側はディバラをフリーで手放すことを避けるため、「メルカート(市場)」に出す可能性があると同紙は予想する。
さらにこの交渉は、クラブが新型コロナウイルスの影響を大いに受けていることから、より複雑化する事態となっているようだ。
今季は数字の上だけでなく、ピッチ上のパフォーマンスにおいても周囲を納得させるだけのプレーは見せられていないディバラ。
現時点で「ピルロ・ユベントス」にとって欠かせない存在とはなっていないだけに、2021年にどのような結末を迎えるのか。目が離せない状況にある。
CASA D’ANGELO CON J-JOURNAL
【現地で使えるイタリア語】 カルチョのポジション名(FW編)~サッカー観戦~Vol.8
category:
メルカート