コラム:クラブ史上初の暗い船出 | J-JOURNAL-ユベントスの“今”を伝える-
  • ◇TOP-PAGE
  • ▼記事一覧
  • ― 全記事
  • ― コラム
  • ― 特集
  • ― 試合レビュー
  • ― 動画
  • ▼JJ会員メニュー
  • ― JJ会員とは
  • ― ログイン・会員ページ
  • ◇試合日程・結果
  • ◇ランキング・スタッツ
  • ◇スタジアムへの行き方
  • ◇お問い合わせ
  • ◇PARTNER

J-JOURNAL-ユベントスの“今”を伝える-

  • TOP
  • 記事一覧
    • メイン
    • コラム
    • 特集
    • メルカート
    • 動画
    • 試合レビュー
    • 招集メンバー
    • UCL
    • U23・下部組織・Women
    • カルチョ全般
  • 試合日程
    • 2017-18
    • 2018-19
    • 2019-20
    • 2020-21
    • 2021-22
    • 2022-23
  • ランキング・スタッツ
    • 各国順位表
    • 次節 日程一覧
    • ゴールランキング
  • スタジアムへの行き方
    • はじめに
    • How To Go ?
  • JJ会員
    • JJ会員とは
    • ログイン
    • 会員ページ
    • 登録方法(図解)
  • お問い合わせ
  • PARTNER
    • JJ-PARTNER
    • 広告受付
  • 企業概要

コラム:クラブ史上初の暗い船出

2015/09/26

image ©tuttosport.com

 ユベントスのオールドファンですら、これほどの不名誉な記録は記憶にはなかったはずだ。それもそのはずで、クラブ創設以来から開幕2連敗はこれまでなかった。

 昨シーズン、史上初の3冠にあと一歩だったチームらしからぬスタート。ユベンティーノならば暗澹(あんたん)たる気分にさせられているはずだ。その原因が新規獲得した選手たちと主力選手たちの相次ぐ怪我なのか、望んだトレクアルティスタ(トップ下)が獲得できなかったからなのか、ただ言えるのはチームの根幹をなしていた3人の退団が予想以上に大きいのは確かだ。

 セリエAを4連覇に導いたMFアンドレア・ピルロ、MFアルトゥーロ・ビダル、欧州での勝利に貢献したFWカルロス・テベスの退団は大きな損失だとしても、守備陣にまったくの変化がなかったのだから大した慰めにはならないだろう。

 開幕戦から3−5−2のシステムを敷き、レジスタの位置に入ったのはMFシモーネ・パドインだった。ピルロが去った現在、MFクラウディオ・マルキージオほどの献身性はあってもクオリティーにいたっては遠く及ばない。

 昨季もこの位置を任され安定感を披露したが、そのときは隣にビダルがいて、前線にはテベスがいた。開幕戦のウディネーゼ戦では一瞬の隙を突かれ0-1で惜敗し、2節のローマ戦ではサンドバックのように叩かれまくって1-2で敗戦。同じようにパドインも試合後にメディアから「低調なパフォーマンス」と叩かれたが、いささか酷なバッシングであるし、チーム屈指のユーティリティプレイヤーに同情を寄せたい。

 第3節では今季好調のキエーボをホームに迎えるが、チーム状態を象徴するかのような不運な失点を前半5分に決められ、この試合で復帰したマルキージオがふたたび怪我を負い、前半で退く。その後もPKによって1点を加えるがドローゲームに終わる。

 開幕から1分2敗。そんな状態でむかえたUCL(欧州チャンピオンズリーグ)初戦マンチェスター・シティは、下馬評では圧倒的な不利に立たされた。イングランド・プレミアリーグでは開幕5連勝中に加え、無失点。また、ユベントスがイングランドの地で勝利したのは1996年以降なかったことも下馬評に説得力を増した。

 だが、勝利したのはユベントスだった。後半25分にFWマリオ・マンジュキッチの同点ゴール後にシティの大黒柱DFヴァンサン・コンパニが怪我を負い、後半30分にピッチを去る幸運があったとしても、後半36分にFWアルバロ・モラタが逆転ゴールを叩き込んだ。

 その波に乗り、昨季初の黒星を喫したアウェイのジェノア戦で完勝をおさめる。25日(以下:日本時間)に昇格組のフロジノーネをホームに迎え、27日アウェイのナポリ、10月1日にはUCLセビージャ戦に万全の体制で戦うはずだったが、昇格組にアディショナルタイムに同点弾を浴び、よもやの勝ち点1獲得に留まった。

 順風満帆なときは何をやってもうまくいく。これからも現在のような荒波は続くだろうし、それらに遭遇したときに立ち向かう強さが“これからのユベントス”を作っていくはずだ。どんなに嘆いても、黄金期に導いたメンバーは返って来ないが、新ユベントスでのUCLの勝利はチームにとって大きな自信になるはずだ。

 思い返せば、昨シーズン開幕前マッシミリアーノ・アッレグリに対し、懐疑的な目でみられていたが結果は周知のとおりだ。クラブ創設以来初のスタートを切るが、96年以来イングランドの地で勝ったように今季のユベントスに何が起きてもおかしくない。

 最近でこそあまり見かけないが、国内リーグこそ奮わなくとも欧州を制すチームがときとして現れる。2002-03、06-07のACミランや04-05のリヴァプールがそうであったように。

 著者/Juventus Journal 編集部 山口 努

Share Button
category: コラム

コメント

  • Anonymous より:
    2015年9月26日 21:08

    完全に記憶違いだった
    ありがとうございます

    0
  • おみやさん より:
    2015年9月26日 20:55

    チェルシーに勝ったのはホームでアウェイでは引き分けでしたね。

    0
  • Anonymous より:
    2015年9月26日 19:40

    2012年にユーベ、CLでチェルシーに勝たなかったっけ?

    0
    株式会社ジーク 株式会社ジーク


     週間人気記事TOP5

    • 安定したパフォーマンスを披露したガッティ「ユベントスでプレーすることは…」
    • ユベントス元チームドクター「ポグバがベストな状態に戻るのは来シーズン。キエーザは…」
    • 勝利を決定づけたキエーザ「ティフォージに謝りたかった。僕はユベントスを助けたい」
    • コスティッチが値千金の決勝弾! ユベントス、ウノゼロでインテルとのデルビーを制す
    • EL制覇へ一歩前進! ユベントス、アウェイでフライブルクを下しベスト8進出!

     新着コメント

    ユベントスの“中盤の要”ラビオ、契約延長へ向け前進か「CL出場権を…」
     今季のラビオはセリエどころか欧州中見てもトップクラスの結果を残している選手。最高峰のMFに... (03/22)
    インテル戦の交代で負傷が懸念されたキエーザ、長期離脱は回避か「慎重に評価を...」
     この怪我明けで慎重になっているタイミングで代表に呼ぶのは、クラブチーム的には勘弁して欲しい... (03/21)
    インテル戦の交代で負傷が懸念されたキエーザ、長期離脱は回避か「慎重に評価を...」
     21年のユーヴェの迷走具合と代表のユーロ優勝で20年の暮れから22年まで全く休めなかったも... (03/21)
    ユベントスの無失点勝利に貢献したブレーメル「ガッティは…」
     ガッティが絶妙なシュートブロックをした後にガッツポーズをしたのを見て嬉しくなった ブレー... (03/21)
    コスティッチが値千金の決勝弾! ユベントス、ウノゼロでインテルとのデルビーを制す
     ヴラホ=トレゼゲって事ですかね。 (03/21)
      新着コメント一覧へ


    Share Button
Copyright © FINO ALLA FINE Inc. 2014-2022 All Rights Reserved.