現役引退を発表したパドイン、ユベントス加入時について「冗談かと思った」
2020/11/18
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「夕方に『ユーベに行きたい』と言ったら、その夜にはユベントスの選手になっていた」
今月15日に17年間の現役生活にピリオドを打った36歳のMFシモーネ・パドインが、4シーズン半を過ごしたビアンコネーリでの思い出について振り返った。
イタリアメディア『gianlucadimarzio.com』が同日、インタビューに応じたこのベテランMFのコメントを伝えている。
2011/12年シーズンの冬の移籍市場最終日にユベントスへと移籍したパドイン。
この元ビアンコネーリの背番号「20」は、その時の状況について「冗談かと思ったよ」と当時を回想して話した。
「交渉がわずか数時間で成立したあの時のことは、まるで昨日の出来事かのように覚えているよ」
「午後6時半だったかな。ミッドウィークに行った試合の2日後で、僕はあの時、調度ソファーでリラックスしていたんだ」
「突然電話が鳴ってね。僕の代理人の(トゥーリオ・)ティンティからでさ。『ユーベに行きたいかい?』って言われてね」
「僕はちょうどアタランタと5年契約を結んだところだったから冗談かと思ったよ。だけど、トゥーリオはこういったことに関して決して冗談を言わない人なんだ」
「そこで僕は3秒ほど沈黙した後に、彼に『行きたい』って答えた。すると、9時半には車に乗ってミラノに向かっていたよ」
「あの夜に僕はユベントスのジョカトーレになったんだ」と、ビアンコネーリへの移籍が決まった日のことを明かした。