ピルロ、ユベントスでのラストゲーム・バルセロナ戦に「過去の一部。終わった話」
「メッシとクリスティアーノは並外れたことをし続けている」
ビアンコネーリは、現地時間28日に開催されるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でバルセロナをアリアンツ・スタジアムに迎える。
その試合の前日記者会見に姿を現した指揮官のアンドレア・ピルロは、バルセロナとのビッグマッチを前に意気込みを語った。
イタリア紙『TUTTO SPORT』など複数紙が27日、ユベントス指揮官が前日記者会見で語った内容を伝えている。
――このユベントスの全体的な価値の観点から、欧州で最も強いチームの1つであるバルセロナとの対戦についてどのように考えていますか?
「ダニーロもさっき言ったように、バルセロナとの対戦はプレーするにはいつも最高な試合だよ」
「こういう試合は、誰もがプレーすることを望む試合だね。我々にとって、とても優れた選手たちがいるトップクラスのチームと競い合う良い機会となるんだ」
「だから、我々の価値とバルセロナの価値を早くピッチで見比べたいね。決定的な試合ではないわけだからリスペクトして挑まなければならない」
「だけれども、我々の価値を証明したいという強い意欲も持って対戦する必要があるんだ」
――もし再試合できるとすれば、2015年にベルリンで行われた決勝の舞台に戻ってもう一度試合をやり直したいと思いますか?
また、相手の主力選手の不在やメッシに関する状況、チームの状況があまり穏やかではないといったことを考慮してみて、このバルセロナはこれまでで最も攻撃しやすいチームだと思いますか?
「その試合だけではなくて、決勝戦や敗れた全ての試合をもう一度やり直してみたいけれど、それはもう過去の一部となっているし、残念ながらそこで終わった話だよ」
「バルセロナは、(ジェラール・)ピケや(フィリペ・)コウチーニョ、(マルク=アンドレ・)テア・シュテーゲンといった選手たちが不在のようだね」
「だとしても、とても素晴らしい選手たちで構成された強いチームなんだ。だから、強い意欲や強い決断力を持って立ち向かわなくてはならないんだよ」
「それが、ヴェローナ戦の前半に我々に少し欠けていた点だとも思うからね。きっと難しい試合になる」
「だが、我々がボールを保持している時にはきっと素敵なプレーをすることができるはずだから、この試合のために最善の準備をするよ」