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「あるFWを必要としていることを我々は分かっている」

セリエA2020/21シーズンが開幕するにもかかわらず、ユベントスは今季から背番号「9」を羽織ることになる新エースを未だに探している。

そのイタリア王者のメルカートを担当するファビオ・パラーティチCFOは現地時間20日、サンプドリアとの開幕戦の前に、イギリスメディア『Sky Sport』に受けたインタビューでメルカート事情について言及した。

イタリア紙『TUTTO SPORT』ほか主要各紙が、その模様について伝えている。

――ジェノアに移籍したばかりのマルコ・ピアツァが、開幕戦ですぐにゴールを決めたのは嬉しかったですか？

「もちろんさ。今日、ピアツァがゴールを決めたのを見てとても嬉しかったし、幸せに感じているよ」

「彼は素晴らしいクオリティがあるジョカトーレであり、これまでに何度も負傷に悩まされて来た特別な青年なんだ」

「今季、彼が本来のジョカトーレに戻ってくれることを願っているし、我々は戻ってくれると確信している」

「彼のことを信頼しているし、ジェノアは彼のクオリティを証明するために相応しい場所だと考えているんだ」

――メルカートの話を続けますが、最初に伺いたいのはエディン・ジェコについてです。

彼に関する状況について教えてくれますか？ もしかすると、アルカディウシュ・ミリクに関する状況から切り離される可能性はありますか？

つまり、ミリクがローマに移籍しなくてもジェコがユベントスに加入する可能性はあるのでしょうか？

「私に言えるとすれば、ジェコに関する状況なんて存在しないってことだね。あるのは、ユベントスのためのFWに関する状況だよ」

「あるFWを必要としていることを我々は分かっているし、そのFWを連れて来るために現在取り組んでいるところなんだ」

「それに、我々が何を望んでいて、どこに辿り着きたいかということも良く分かっている。したがって、慌てず落ち着いて見つけるつもりだよ」

「メルカートが閉まるまでまだ15日間あるんだ。大事なのは、我々が望んでいることがちゃんと頭の中にあるってことだよ」