ユベントス会長アニェッリ「明らかに『ほろ苦い』シーズンだった」
2020/08/10
iNews24.it
「これから、数日後に始まる来シーズンのスタートに向けてこの『熱意』をどのように取り戻すかということについて検討しなければならない」
「その『熱意』というのは、良い結果を出したい、良いプレーをしたい、あらゆるスタジアムで勝利を収めたい、といった強い意欲のことだよ」
「このような考察は、あらゆることに関して言えることなんだ。我々のチームの所属メンバーは、欧州で最も平均年齢の高いメンバーだといったこともこれまでに何度も聞かされた」
「もちろん、それも考察すべき要素のひとつになるはずだね。そして、シーズン中のチームのパフォーマンスも考察すべき要素のひとつであることは間違いない」
「その上、今年は内部で多くの変化も起きた。例えば、クラブ幹部の変更もあったね。そういったことが、とても難しい1年にさせた可能性さえあるんだ」
「こういったことは、我々のクラブだけではなく、至る所でみられることだと思っているよ」
「このように多くの変化があれば、困難な問題に直面するリスクがあることも分かっていなければならない」
「そういう状況にありながらも、とにかく我々は9連覇を達成して困難な状況も乗り越えてきたんだ」
「強調させてもらうが、『9連覇』とは口にすることもままならないほどの偉業なんだよ」
「これは、この100年間で一度も存在しなかったことであり、と同時に、今後100年間においても達成することが難しいことであるように私には思える」
「よって、これについて我々は誇りに思わなければならないね」
コメント
⇢明らかに『ほろ苦い』シーズンだったね。その理由は、数年前から私が言って来ているように、以前までは夢だったCL制覇が、今は我々が目指す『目標』となっているからだよ」
これを持続させていくためにも、CLである程度結果と希望を見せ続けていないといけないですもんね。
そうでないと続けるには難しくなってしまう。
目標が達成できずに難しくなる部分は、目標のための投資額と結果のお金のギャップ、選手のピークのタイミング、こうしたものを立て直すのはものすごく大変。
今季の大きな問題点は、長年進めてきたプロジェクトの終盤にあたる時期だったけれど結構なつまずきをしてしまったという事。
猶予はあまりなく、ここから監督選手含め数年かけ、結果は二の次でチームをじっくりつくるというわけには行かない。
その中でこの監督交代は賛否両論になるのは自然な流れで、どっちが良かったかは神のみぞ知るでしょうね。
ギャンブル的な要素も強いけれど、こうなった以上どんな選択でもギャンブルになったでしょうし、近年のコンテアレグリの戦術も選手と共有できているピルロは良い予感もあります。
来季は良くも悪くも今後の指針に大きなでき事がある年になりそうですが、もちろん良い方祈って応援しますよ頑張れ!