ユベントスを率いるサッリ、3戦未勝利に「我々はメンタル面の浮き沈みが激しい」
2020/07/16
Tuttosport
「我々にあるテクニック、クオリティ、ポテンシャルを維持し、もっと安定してバランスの取れたチームにならなくてはいけない」
「だが、それはそんなに簡単なことではない」と現状のチーム状態に自身の考えを明かした。
「パス回しのクオリティが欠けていたのでは?」「あまりにも早く前線にボールを預けようしているように見えたが」といった質問が飛ぶと「別のやり方に変更すべきだと感じる」
「2-0とした後、たった2回のパスで3-0にしようとすれば、エネルギーを浪費してしまうのは当然だよ」
「そういう時には、ラインを上げてパスを回し、相手を敵陣の真ん中に留めて置く必要があった」
「すぐにボールを持って上がろうとすれば、残りのメンバーから30m、40mも離れてしまうことになるんだ」
「我々は解釈の仕方を変える必要がある。パス回しは、ラインを上げさせ、敵陣の真ん中にいるための条件を作り出すのに役に立つんだ」
「我々は、少ないパスで相手のゴールに向かおうと急ぎすぎてしまった。そうなれば、試合は壊れ、チームは2つに分断される」
「相手に有効なスペースを大きくしてしまうのは必然だった」と反省点を挙げた。
「この2試合連続のドローは、スクデットの価値に値するものか」とふたたび飛んだ手厳しい質問には「それは分からない。考えるだけ時間の無駄だよ」