元ユベントス指揮官アッレグリ、“故郷”リヴォルノの監督に就任か。会長が救難信号
2020/06/14
Gianluca Di Marzio
「手を貸す準備ができていると言ってくれた」
ユベントスの前指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは、トーマス・トゥヘルの後任としてパリ・サンジェルマンの監督に就任することが噂されていた。
しかし、現在セリエBに所属するリヴォルノ・カルチョのアルド・スピネッリ会長は、現役時代に同クラブでプレーしたこのイタリア人指揮官に“救難信号”を送ったようだ。
イタリアメディア『Gianluca Di Marzio.com』は現地時間13日、同会長のコメントを伝えている。
アッレグリの故郷としても知られるリヴォルノだが、この街を拠点とするリヴォルノ・カルチョは現在セリエBの最下位に沈んでいる。
この現状を踏まえ、スピネッリ会長は「今夜か明日の朝、モンテカルロでマックス(アッレグリの愛称)と会う予定だよ」
「いまの状況については話すことはできないが、どうなるか見てみよう。この数日間で、彼が我々をサポートしてくれると確信したね」
「マックスは『我々はチームをまとめる必要があり、手を貸す準備はできている』と言ってくれた」
「それを聞いて本当に嬉しく思ったよ」と話し口元をゆるませた。
また同会長とその家族は今夏、クラブの売却を望んでいるという。これについては「彼はこのクラブのことを本当に気にかけてくれているんだ」
「リヴォルノの街はマックスのホームタウンでもあり、彼の家族もまたここで暮らしている」
「将来についてはシーズンが終わるまで決断するつもりはないよ」と語り、クラブの今後については言葉を濁した。
現在監督業を休業中のアッレグリだが、果たして生まれ育った街で指揮を執ることになるのだろうか。
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