ヴチニッチ「デル・ピエロとトッティこそ“カルチョ”。ユベントスにいるときは…」
2020/05/27
「将来は監督としてレッチェに」
セリエA8連覇の礎となる最初のスクデット獲得に貢献し、3シーズンにわたりユベントスの復権を支えた元ビアンコネーリのアタッカー、ミルコ・ヴチニッチ。
レッチェからローマ、そしてユベントスと、プロキャリアの多くをイタリアで過ごしたこの元モンテネグロ代表が、トリノでの日々を回想している。
イタリア紙『TUTTO SPORT』は25日、伊メディアのインタビューを受けたヴチニッチのコメントを紹介した。
「ローマでの(クラウディオ・)ラニエリとの1年目はかなり順調だったけど、ユーベでの最初のシーズンと2年目は素敵な思い出さ」
「ビアンコネーロにいるときの方がより完成度が高く、多くの経験をしたね。戦闘マシーンの中にいる感覚だった」
「対峙した相手は我々に恐れを抱いていたよ。それはまさに(アントニオ・)コンテの功績だったね」
「シーズン当初は優勝できると考える選手はいなかった。それでもレンガを積み上げて見事な家を築いたんだ。ホームでのミラン戦が2011/12シーズンを決定付けたね」
ユベントスでの3シーズン目こそ度重なるケガに悩まされたものの、ヴチニッチは熱血漢であるコンテ監督と共に3つのスクデットを獲得し、自身のキャリアに花をそえた。