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「カルチョ再開はあと1週間は様子をみる必要がある」

新型コロナウイルスの影響により、中断しているセリエAだが、徐々に再開に向け動き出している。

イタリアのスポーツ大臣ヴィンチェンツォ・スパダフォーラ氏は再開へ向け前向きだが、気を緩めてはいない。

イタリア紙『Corriere dello Sport』ほか主要各メディアは11日、スパダフォーラ氏のコメントを伝えている。

同氏は「各チームの全体練習は5月18日より許可する予定でいる。ただし、もし期間中に新型コロナウイルスの陽性者が1人でも出た場合は、練習をストップしてもらう」

「そして、そのチームにはスタッフを含む、全員が14日の隔離生活をおくってもらう必要がある」と安全第一の姿勢を強調した。

懸念されるのは、やはり「カルチョの再開」だろう。

そのことについて問われると「感染者数の推移をみて検討する」

「『5月末に再開』の案もあるが、とにかく少なくともあと1週間は様子をみる必要がある」と述べた。

イタリアは新型コロナウイルス感染症による死者は11日の段階で179人増え、累計3万739人を数える。

一方で感染者数の伸びは、前日の802人より744人に減少傾向にあり、今年3月4日以来の低水準を記録。

まだまだ油断は許されない状況下ではあるが、カルチョ再開に向け、少しずつだが“前進”している兆候を示している。

 

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