ユベントスのキャプテン、キエッリーニ「引退後のフロント入り? 私の希望は…」
2020/05/10
Deccan Chronicle
「フットボール界の改革に貢献したい」
ユベントスのDFジョルジョ・キエッリーニ(35)が、引退後について「ユベントスのフロントへの道を考えているか?」というインタビューに応じた。
同選手のコメントをイタリアメディア『Gianluca Di Marzio』が9日に報じている。
「(ユベントス副会長の)ネドベドのように、フロント入りを考えているか?私にはフットボールを進化させるためのビジョンがある」
「5年後になるか10年後になるかはわからないし、まだその準備ができていない状況だ」
「スポーツ選手やタレントのスカウトではなく、もっと組織的な役割を希望している」
「つまり、フットボールそのものの改革に貢献したいと思っているよ」
「だから、欧州のクラブ協会のような場所で活躍したいと考えている」
「いずれにせよ、フットボールは私の人生そのものだ。長年にわたって捧げてきた」
「今はピッチ上で最後の数年を楽しみたいと思っているよ」
今年の夏で36歳を迎えるキエッリーニは、約2年前にPSGへと移籍をしたGKジャンルイジ・ブッフォンからキャプテンを引き継ぎ、これまでチームをけん引してきた。
また、フットボーラーとしては珍しい一面をもっており、大学の学士過程(トリノ大学マネージメント経済学の経営管理学科)を修了している。
卒業論文では「国際基準におけるユベントス・フットボールクラブのビジネスモデル」を発表し、満点の評価で卒業しているほどの好成績だ。
引退後は、大学で得た知識とこれまで培ったキャリアを活かして、フットボール界の躍進に貢献してくれることだろう。
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