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「あのブラジル人を凌ぐことはできない」

現代のサッカー界で一世を風靡するユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナのFWリオネル・メッシ。

誰もが認める「才能」を持った2人のカルチャトーレだが、インテルで欧州3冠を勝ち取った監督ジョゼ・モウリーニョの記憶には、さらに上のランクに位置する選手がいるようだ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』が現地時間27日、『LiveScore』のインタビューで語ったスペシャル・ワンのコメントを伝えた。

モウリーニョは、ポルトガルの同郷であるC・ロナウドを「フェノーメノ（怪物）だね」と評し、その能力を認める

しかし、「クリスティアーノとメッシは15年間もの間トップクラスに君臨しており、より長いキャリアを築いているね」

「それでも、私たちが才能と能力について厳密に話すならば誰もが“あの”ブラジル人を凌ぐことは不可能だろう」と話す。

そんなポルトガル人監督は言葉をつづけ、「私がボビー・ロブソンと一緒にバルセロナにいたときにいたロナウド（ブラジル人）は、今まで見てきた選手の中で最高だということに気づいた」

「ケガにより想像を絶するようなキャリアは影を潜めてしまったが、当時19歳の彼が持っていた才能は驚くべきものだったよ」と、クリスティアーノとは違う「フェノーメノ」に衝撃を受けていたようだ。

ポルトガルとブラジル、2人のロナウドを比較するのはいまや不可能だが、ユベントスの背番号「7」には、モウリーニョに更なるインパクトを与えるパフォーマンスを期待したいところだ。

 

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