ユーべ、トリノに2-1で敗戦
リーグでは今季3敗目
ユベントスはFWにモラタとマトリを起用。中盤にはペレイラ、ピルロ、ビダル、ストゥラーロが入り、バックにはパドイン、オグボンナ、ボヌッチ、リヒトシュタイナー、そしてGKブッフォンという布陣でトリノダービーに挑んだ。
序盤、ユベントスはなかなかペースを掴めず、トリノがシュートまで持っていくシーンが目立つ。ビダルのループパスに反応したモラタが倒されるも笛は鳴らず、チャンスを活かすことができない。
しかし34分、なかなかシュートまで辿り着かなかったユーベが先制をあげる。ゴール正面の良い位置で獲得したFKをピルロが蹴り、クロスバーに当たりつつもゴールが決まる。先制によりリズムを取り戻したかのように思えたが、44分にトリノが右サイド深くへ侵入。中央に走り込んだダルミアンにパスを合わせ、そのままゴールを決められて同点となり前半終了。最近10試合で1失点しかしていないユベントスからゴールを奪い、トリノは良い形で前半を締めた。
52分、ゴール正面よりもやや右側で獲得したFKを再びピルロが蹴るも、右サイドバーに嫌われ2得点目とはならず。精度の低いプレーが続くユーべに対し、56分、エリア左に侵入したダルミアンがパスを受け、ワンタッチで入れたグラウンダー性のクロスをクアリャレッラが決め、トリノが逆転に成功する。
逆転されたユーべは64分にモラタを下げ、エースのテベスを投入し逆転を図る。68分にはペレイラのパスからビダルが良いポジショニングでヘディングするも、ボールは枠外へ。エリア内でボールを持たせてもらえないユーべは、流れを変えるためにペペを投入。80分辺りからユーべがトリノのゴールを脅かすシーンが続くも、ゴールラインを割ることはなかった。
85分にパドインを下げ、ジョレンテを投入。最後のカードを切り、攻めの姿勢を見せるが、最後まで集中したトリノからゴールを奪うことができず2-1で敗戦。リーグでは今季3敗目となる。