Calcio Magazine

「非常に厳格なガイドラインを作成する」

新型コロナウイルスの影響により、イタリアは甚大な被害を受けている。カルチョも第26節以降、中断。

現在、新規感染者数は減少傾向にあるが、ここまで死亡者数は2万1600人を数え、今後も増える見込みとなっている。

だが、イタリア紙『TUTTO SPORT』など各メディアは15日、来月にもカルチョが再開される可能性を伝えている。

国内各メディアはこれまで「5月末の再開が予想されており、各チームは5月4日からトレーニングを開始するだろう」と予想していた。

同紙は「我が国の主要な感染症専門家は『セリエAは無観客試合を原則とし、厳格な措置を講じれば、1か月以内に再開できるだろう』」

「『そのためには非常に厳格なガイドラインを作成する』と前向きなコメントを発した」と報じる。

具体的には「スタジアムに入る両チームのメンバー、スタッフ。報道関係者及び協会関係者には72時間から96時間前に検査を行う」

「罹患経験者や体調不良の者は血液検査も実施し、感染に万全な対策で臨む」と新型コロナウイルス蔓延の根絶を目指しているようだ。

また、イタリアフットボール連盟（FIGC）は（イタリアサッカー連盟）は「選手とスタッフをできるだけ安全にピッチに戻すためのプロトコル（原案の意）を作成した」と発表。

少しずつだが、カルチョ再開が現実味を帯びている。