ユベントス指揮官サッリ、若かれし頃を過ごした“街”にマスク4000枚を寄付!
2020/04/08
ANSA
「彼らはこの困難な状況に打ち克つことを示してくれた」
誰にでも若かれし頃は存在し、生まれ育った街ではなくとも忘れがたい“故郷”というものはあるはずだ。
現在61歳になり、イタリア王者は率い、智将として世界的な名声を得たマウリツィオ・サッリでもそれは変わらない。
フィレンツェ県のフィリーネバルダル市で若かれし頃を過ごしたサッリは、新型コロナウイルスで苦しむ“街”にマスク4000枚を寄付したようだ。
イタリア紙『TUTTO SPORT』は7日、ユベントスの指揮官の行動と市長の感謝のコメントを伝えている。
同紙は「フィリーネバルダル市は『サッリの夫婦、息子とその仲間たちは枯渇(こかつ)しているマスクを4000枚を市に寄付してくれた』と発表」
「すでにボランティア、地方自治体の従業員、薬局、郵便局、およびこの緊急事態で作業をつづけるすべての人々に配布されている」と状況を報告。
市長のジュリア・ムグナイは「この困難な日々をおくる我々にもたらされる連帯、親密さ、および愛情に感謝しなければならない」
「我々は団結して、この困難な状況に打ち克たなければならない。サッリの家族とその友人たちは繊細なシグナルをおくり、勇敢なジェスチャーをみせてくれた」と感謝を述べた。
サッリの“行動”は、欧州のなかでも甚大な被害を受けるイタリア国民に勇気を与えているようだ。
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