TUTTO SPORT

「一人はギャンブルになる」

ビアンコネーリのファビオ・パラーティチCFO（チーフ・フットボール・オフィサー）は、この瞬間も虎視眈々とチームにフィットする才能たちに目を向けているはずだ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』は31日、パラーティチが4人のFWに目を向けていることを伝えている。

ユベントスが今夏のメルカートでもっとも獲得を熱望しているのはトッテナム・ホットスパー退団が濃厚となっているFWハリー・ケイン（26）のようだ。

同紙は以前「このイングランド代表FWはアンドレア・アニェッリ会長も獲得を望んでいる」

「マンチェスター・ユナイテッドのMFポール・ポグバ（27）と並ぶ、今夏の目玉」と伝えていた。

そして31日付けの同紙は「ケインの交渉は前進している」とし、「FWマウロ・イカルディ（27）も『興味をそそる』」と「今夏もパラーティチのレーダーに入っている」と主張する。

残る2人は、かねてより名前があがっているマンチェスター・シティのFWガブリエル・ジェズス（22）とライプツィヒのFWティモ・ヴェルナー（24）になる。

同紙は「ジェズスの獲得は準備ができている」とする一方で、ヴェルナーに対しては「彼のギャンブルになる」と評した。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は同日、新型コロナウイルスの影響により例年にないメルカートを予想。

同紙は「今夏のメルカートは例年よりも減額されたものになる」とし「ビッグディールでも高値での取り引きにはならない」と主張した。

再開が待たれる各国リーグ戦だが、無事に2019/20シーズンを終えることをまず祈りたい。