著者：J-JOURNAL 編集部

　残念ながら、今シーズン終了後に予定されていた「EURO2020」も、「TOKYOオリンピック2020」も延期が決まった。

　情熱を傾けられるビッグイベントが、今シーズン終了後に2つも控えていたのだから、サッカーファンにとっては「落胆」以外の何ものでもない。

　それ以上に、出場することを目標に掲げていたアスリートたちの想いは、ファンには想像し難いものがあるだろう。

　そんな中、ビアンコネーリの選手たちは中断中のシーズンにおける給与カットを了承した。この先の見えない状況にも、チーム一丸となってポジティブな姿勢で立ち向かっている。

　その前向きな姿勢は、今シーズン終了後のバカンスについても同様だ。行き先は、日本。

　上記2つの大会が延期になったことで、いま注目を集めるオリンピック開催国を休暇の場所に選び、選手全員が来ることが決定した。

　といったものをエイプリルフールにちなんだジョークにするはずだった……。

　普段なら自宅で、会社で、友人同士で、それ以外の場所でも冗談まじりの“嘘”が飛び交っていたことだろう。