マトリ、古巣ユベントスへトナーリ獲得を進言「すぐにでも獲得するべき」
2020/03/27
Gazzetta di Parma
「行け!なにも考える必要はない」
今夏のメルカートではブレシアの逸材、MFサンドロ・トナーリ(19)を巡って大規模な争奪戦が行われることが予想される。
ビアンコネーリがこの獲得レースに参戦していることは周知のとおりだが、同選手との交渉において、ユベントスに思わぬ助っ人が味方しているようだ。
イタリア紙『TUTTO SPORT』は現地時間26日、トナーリの同僚、FWアレッサンドロ・マトリ(35)の言葉を伝えている。
この若き才能とともにプレーする元ビアンコネーリのストライカーは「彼は真面目で素晴らしい青年だ」
「並外れた才能を持っている。(ファビオ・)パラーティチにはすぐにでもサンドロを獲得するべきだと言っておくよ」
「彼は2000年生まれだが、プレーに若さを感じないし、ピッチではつねに冷静だ」とコメント。
トナーリの才能を高く評価するとともに、古巣にこの俊英を獲得するよう進言した。
つづけて「もしユベントスについてアドバイスを求められたら? 『行け!なにも考える必要はない』って言うだろうね(笑)」
「でもこの数ヶ月、サンドロは僕に何も聞いてきてはいない。彼のことは理解できるよ。誰もが彼について話しているからね」
「だがそんな状況でも彼は落ち着きを払っていて、セリエAの最初のシーズンを楽しんでいる」と語り、トナーリ本人への配慮も欠かさなかった。
夏のメルカート開幕まではまだかなりの時間があるが、仮にユベントスへの移籍を決断した場合、その背景にはマトリの後押しがあるかもしれない。
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