www.nexofin.com

「私の中で（マウリツィオ・）サッリは理想の指揮官だ」と教え子の順調な成長ぶりに目を細める。

周知のようにサッリ体制1年目のシーズンにおいて、ベンタンクールは様々なポジションを任せられている。

アルアバレーナ氏は背番号「30」のベストポジションについて問われると「本人に質問すると、インテル戦でプレーしたポジションである“レジスタ”が最も良いと答えるだろう」

「彼は精度の高いパスを供給することができる。（ミラレム・）ピアニッチの代わりになる存在だ」

「だが、私の好みはメッザーラ（インサイドハーフの意）からボックス内に侵入するプレーだ。彼はもっと多くゴールを決めることができる」

「身長や彼自身が兼ね備えている技術からして、（ポール・）ポグバを思い出すよ」と同選手のダイナミズムさを最大限に生かす役割を望む言葉を残した。

なお、2016年にアルアバレーナにかわって南米の名門を率いたギジェルモ・バロスケロットも、ベンタンクールについて「ポグバと比較されるようになる逸材」という認識を示していた。

ビアンコネーリとともにさらなる飛躍を遂げるタレントがどのような“完成形”にたどり着くのか、周囲の興味はつきない。