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つづいて時計の針を大幅に戻すと、話題は自身が物心のついた時期に強いまなざしを向けていた人物に及ぶ。

「7歳の頃まで僕はユベントスのファンだったね。ある年の冬には強烈なユベンティーノである伯父や従兄弟とともにウディネまで行ったこともあるよ」

「だけど、僕は指笛を吹き、独特のスタイルを持つジョヴァンニ・トラパットーニの虜になった」

「彼が（1986年にユベントスから）インテルへ行った時はしばらく抵抗を感じていたよ」

「トラッパーニに対する憧れや愛情によって、僕はネラッズーリ（インテルの愛称）に共感していたからね」

「その後、彼がインテルを離れると僕はペスカーラやコモ、アヴェッリーノ、カンポバッソを応援し始めた」

「そして12歳の頃からはジェノアも応援するようになった」

「このような経験をしたことによって、ひとりの子供として影響を受ける選手や監督がどれほど重要な存在であるのか理解したよ」