批判浴びるユベントスにカペッロも「CLリヨン戦でさえ、セリエAと同じような…」
2020/02/28
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「より速いテンポでプレーしなければ、問題を抱えると予想はしていた。ユベントスはギアを上げなければならなかった」
くわえて元ビアンコネーリ指揮官は大半のユベンティーニや識者と同じく、サッリの目指すスタイルがピッチで見られなかったことを危惧している。
「テクニカル面ではユベントスよりもリヨンの方が劣っていたが、リヨンはプレースピードが速かったし、勝利への強い決意を持って試合に臨んでいた」
「反対にビアンコネーリは70分間にわたって適切なリズムやアグレッシブな姿勢が伴っていなかった」
「枠内を捉えたシュートも無かったし、選手たちの動きや素早いパス回しもほぼ皆無だったね」
「ユベントスは(フィールドプレーヤーが)10人になった時、リヨンの攻勢を前に苦しみ、チャンスを生かされた」
ビッグイヤーを巡る熾烈な争いが再開される直前、カペッロ氏は古巣に警鐘を鳴らすコメントを残していたが、皮肉にもこの“予言”が的中した格好となった。
シーズン開幕からおよそ6か月が経過した今でもなお新たなスタイルへの定着を図り切れていないことをピッチ上で露呈した今、指揮官サッリは瀬戸際に立たされているかもしれない。