総額1億ユーロ。状況は変わるか。

ユベントスの中で、最もマーケットにおける話題となっているMFポール・ポグバ。ユベントスのアドバイザーを務めているネドベドが、先日フランスの強豪PSGからのオファーの存在を認める趣旨のコメントを残していたが、この件に関して、新たな可能性が浮上している。『Sports Media Set』は、PSGがポグバ獲得に向け“ビッグオファー”を用意している可能性を報じた。

報道によると、PSGは、ポグバの獲得に際して総額およそ1億ユーロのオファーを用意。FWエディソン・カバーニに加え、MFマルコ・ヴェラッティ、さらに2000万ユーロがその内訳であると説明している。

実際、このようなオファーが夏季マーケットにおいて提示されるかは不明であるが、このオファーの内容でユベントスのフロントがアクションを起こすのだろうか。ポグバ自身はユベントスへの残留を望んでおり、尚且つ、現時点では代理人であるライオラ氏も、残留を認めている。対して、ユベントスは、基本的に退団を希望する選手以外を放出しない方針をとっている。ユベントスの財布が潤うことは間違いないだろうが、オファーの規模が状況を左右するのだろうか。一方のPSGも、”一流”選手であるカバーニとヴェラッティを売却してまでポグバを捕まえたいと考えていることについては、少々違和感を感じてしまうが。