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EURO2020も欠場へ

カンピオナートの争いに再び火蓋が切られてから連勝を飾っているビアンコネーリ。

テーブル上でもインテルに2ポイント差をつけたものの、ディフェンス陣はここにきて緊急事態に見舞われている。

中でもマウリツィオ・サッリからの評価を高めていたCBメリフ・デミラルの戦線離脱は、今後の戦い方に大きな影響を与えそうだ。

このトルコ代表はセリエA第19節・ローマ戦で左膝に前十字靭帯断裂と半月板損傷という大怪我を負った。

ユベントスはデミラルが現地時間14日午前、手術を行い無事成功したことを公式発表するとともに、離脱期間は6～7カ月になると明かしている。

これにより、この背番号「28」はUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド戦の登録メンバーから外れることが確実となった。

また、トルコ代表で主力を担うデミラルは今年6月に開幕を迎えるEURO2020のピッチにも立てないことが濃厚だ。

なお、ビアンコネーリ首脳陣は同選手やSBマッティア・デ・シリオが離脱したものの、メルカートに再び顔を出す可能性はないという見方が広まっている。

“カピターノ”の復帰が待たれる中、指揮官サッリは最終ラインにおいて、現有戦力で乗り切るための術を見出すだろう。