サッリ、シーズン前半戦で過去10年のユベントス指揮官で3位! だが、初年度では…
アッレグリが「53」点獲得で堂々の1位
現在のビアンコネーリは、クラブの長い歴史を紐解いても「黄金時代」といっても過言ではないはずだ。
今シーズンよりチームを率いるマウリツィオ・サッリは、カンピオナートにおいてここまで1敗のみと上々の結果を残している。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は14日、ユベントスの過去10年のシーズン前半戦を掲載し、黄金期の詳細を比較した。
ルイジ・デルネーリが率いた2010/11シーズンをみると前半戦で「31」点を獲得し、リーグ5位。最終順位は7位で終えている。
翌2011/12シーズンにはアントニオ・コンテが就任。前半戦で獲得した勝ち点は「41」点で、このときトップを走っている。
翌2012/2013シーズンは「44」点、コンテのラストシーズンとなった2013/14シーズンには「52」点で最終的に勝ち点は「102」を獲得。欧州主要リーグの最多勝ち点記録を更新した。
マッシミリアーノ・アッレグリが就任初年度となった2014/2015シーズンは「46」点を獲得。
翌2015/2016シーズンはおおくの主力がチームを去ったこともあり「39」点と、やや低迷したものの最終的にはスクデット5連覇を達成。
翌2016/2017シーズンは「45」点、翌2017/2018シーズンは「47」点、ラストシーズンとなった2018/2019シーズンには「53」点を獲得した。
今シーズンはここまで「48」点を獲得し、インテルから首位を奪還。サッリはビアンコネーリの就任初年度を考慮すれば、申し分ない結果だろう。
特筆すべきはコンテの就任初年度には「7」点、アッレグリより「2」点も勝ち点上回っていることだろう。
サッリはコンテから始まった黄金時代を継続させ、アッレグリよりもUEFAチャンピオンズリーグで好成績を残すことを期待したい。