アッリゴ・サッキ氏、テベスとバッジョを比較
2015/03/20
“バッジョにはテベスより多くの弱点があった”
過去にACミランやイタリア代表の監督として活躍。ゾーンプレスディフェンス生みの親としても知られるサッカー界の重鎮アッリゴ・サッキ氏。
頻繁にメディアに登場し、ヨーロッパサッカーに関して自論を展開しているサッキ氏であるが、先日のチャンピオンズリーグ・ドルトムント戦において2ゴール・1アシストをマークし、チームに勝利をもたらせたFWカルロス・テベスについてコメントしている。サッキ氏は、『Sports Media Set』に対し、次のように語った。
「テベスは、ゴール前において決定的な働きをし、尚且つ苦しい時期にチームを助けてきた類稀な力を持つ選手の1人だね。素晴らしいフィジカルを持ち、決して自己中心的なプレーをしない。彼は今のユベントスのリーダー的存在だといえるだろう。クオリティやレベルの面で、ロベルト・バッジョと比較出来る選手だ。しかし、バッジョはテベスより多くの弱点を持っていた。」
「先程言ったように、素晴らしいフィジカルと強靭なメンタルを持っているお陰で、テベスはいつもチームメイト達を助けてきた。彼のようなレベルでプレー出来る選手はほとんどいないだろう。」
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