「ここを去る理由がどこにあるんだい?」ビダルが改めて否定
2015/03/18
ドルトムント戦への意気込みも語る
2011年にレヴァークーゼンよりユベントスに加入したチリ人MFアルトゥーロ・ビダル。ユベントスの3季連続のスクデット獲得に貢献したビダルには、ファン・ハール監督率いるマンチェスター・ユナイテッドが関心を示していることが噂されており、昨年の夏季マーケットにおいてはおよそ4000万ユーロのオファーが届いたのではないかと騒がれていたが、その噂に対し、ビダルは否定し続けていた。
昨年に続き、一部のメディアではビダルのマンチェスター・ユナイテッド行きが取り上げられ始めている状況であるが、これに関して『Gazzetta Dello Sport』がドルトムントとの一戦を前にインタビュー。ビダルは改めて次のように否定している。
「選手にとって、最も重要なことはトロフィーを勝ち取ることであり、人々の記憶にその存在を刻み込むことだ。もしも、チャンピオンに輝やき、最高のクラブの一部と化したら、去ろうなんてことを考えることはないだろうね。」
「トリノの皆は僕に愛情を示してくれているし、僕はトリノでとても幸せだ。もちろん、僕の家族もトリノをホームだと感じている。僕がここを去る理由がどこにあるというんだい?ここにいる全ての人との一体感を感じているんだ。」
日本時間で明日の早朝にキックオフを迎えるドルトムント戦については、次のように意気込みを語った。
「チャンピオンズリーグは、僕にとって夢の舞台だ。1つ1つこなしていく必要がある。我々としては、まずドルトムントとの1回戦を突破しなくてはならないよ。神様は僕らを準々決勝に進めてくれるはずだ。そして、次に進めば何だって起こり得るよ。」
category:
メルカート