戒めるテベス「勝ち点9差はアドバンテージではない」
2015/03/07
次戦サッスオーロ戦を前に意気込みを語る
今季のセリエA。開幕から少しばかり経過したのち、ユベントスとローマのスクデットレースになるのではないかとの声が多く聞かれるようになった。実際に、歴史上これまで常にユベントスとスクデットレースを繰り広げてきたインテルやミランは、昨シーズンに引き続くような形でスクデットレースから早々に“脱落”してしまい、結局のところ昨年末まではローマと拮抗したリーグ戦を送っていたように見受けられる。
しかし、リーグの後半戦に差し掛かると、少しずつユベントスとローマの差が勝ち点という姿で現れてきているかに感じさせられる。現在、2位ローマとは勝ち点9差という状況だ。
この現状について、ユベントスのエースであるカルロス・テベスが言及した。テベスは、勝ち点9差が楽観してよい数字ではないと訴えている。『SKY Sports』が報じた。
「誰が評価しようと、9という勝ち点差は、ローマとのスクデットレースに対して楽観すべきアドバンテージとはいえない。僕らはこれまでよりも、さらにスピードアップを図る必要がある。次のサッスオーロ戦で、スクデット獲得により確実性をもたらせられるよう勝利しなければならないね。」
先日のコッパ・イタリアではホームでフィオレンティーナに敗戦(1-2)を喫してしまった。それに関しては次のようにコメントを残した。
「様々なことが報道されているけど、今は僕らにとって厳しい時期ではない。でも、テンポをより上げていく必要があるのは確かだ。サッスオーロ戦では早々に試合を決めたいと思っている。」
サッスオーロ戦は、3月9日(日本時間3/10/5:00キックオフ)ホームであるユベントススタジアムで行われる。
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