獲得が噂されるシモーネ・ザザ、現在の心境を語る
2015/03/05
注目選手であることを理解するも謙虚な姿勢
現在ユベントスとサッスオーロが共同保有するFWシモーネ・ザザ(23歳)。2月2日に閉幕した冬季マーケットにおいて、前線への補強の計画を噂されたユベントスが同選手の獲得に動いていたのではないかとイタリアの複数のメディアが報じていたのもまるで昔の話のようだ。
しかし、今年の6月末までであれば、ユベントスは固有の権利としてザザを1500万ユーロで獲得することが出来るため、夏季のマーケットが近づいていくにつれて、報道の頻度が増していくことが予想される。
そんな状況であるサッスオーロFWシモーネ・ザザが、『SKY Sports』に対し現在の心境を語った。
「僕がユベントスに関心を寄せられている選手であることは皆が知っていることだろう。だから、皆が僕の出場する試合に注目するのも自然なことだ。でも、こんな選手に成長することができたのは、紛れも無くチームメイトがいてくれたからだ。」
しかし、ザザは自身に関して、もっと改善していかなくてはならないとも語っている。
「僕は調子が良いとき、本当に良い選手になることが出来ると信じているけど、まだまだ最高のプレーは出来ていないよ。もちろん、自分を“勝者”だなんて考えたことも無い。僕はもっといろんなエリアでプレー出来る選手にならなければならない。」
ユベントスの存在を意識するコメントを残している。ザザ自身、この先の進退に関してどのように考えているかは分からないが、少なくとも夏季マーケットでのユベントス移籍は選択肢になっていることだろう。しかし、実際にはユベントスがザザの獲得に動くかどうかがこの話題の要点になる。夏季マーケットまで様子を伺っていく必要がある。
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