トッテナム、ジョレンテがターゲットか
2015/02/16
トッテナムが獲得を試みている可能性が浮上した
ユベントスのストライカーであるフェルナンド・ジョレンテ(29)は、今シーズンにおいて高パフォーマンスを示すことが出来ていない。現在セリエAで20試合に出場し、未だ5ゴールに留まっている。
『RAI』によると、トッテナムはFWのアデバヨールやロベルト・ソルダードよりもジョレンテはゴールを量産できると期待されているようだ。しかし、最近活躍し始めたFWアルバロ・モラタに対して、レアル・マドリードが買戻しオプションを行使する可能性があるため、ユベントスは簡単にジョレンテを放出するとは考え難い。
ユベントスの大型フォワードは、前シーズンの総ゴール数18、代表での出場数は23試合となっている。
確かに、今シーズンに入ってからというもの、前シーズンほどのインパクトは無くなってしまったが、それはアッレグリの戦術によるものでもあるだろう。前シーズンはテベスと並列に2トップを組んでいたが、今シーズン序盤はジョレンテが前に出て、テベスが若干下がっていることがよくあった。ジョレンテの強靭なフィジカルを利用したプレーとしては、ゴール正面にポジションを取りポストプレーを行う。ジョレンテにボールが入れば、テベスや二列目のビダル、ポグバがそこに飛び込む。つまりジョレンテはフィニッシャーではなく、アシストに徹した”囮”となることが多かった。
今シーズン前半はそれで上手く機能していたように思えたが、3バックから4バックにシステムが変わったことや、シーズン後半になってよりマークが厳しくなったことも低パフォーマンスへと繋がっているかもしれない。しかし、先ほどの役目は現在のFW陣の中ではジョレンテしか熟せないだろう。
何れにしてもユベントスにとってジョレンテを放出することは、攻撃のオプションを大きく減らしてしまうことになるため、安易に考えられることではない。
category:
メルカート