キャプテンとして責任を感じているブッフォン
2015/02/16
ブッフォンはチェゼーナと引き分けてしまったチームの態度を指摘した
日曜日のチェゼーナ戦で、勝ち越しのチャンスであったPKを外し、ローマとの勝ち点を9ポイント差に広げるチャンスを逃してしまったユベントス。試合内容としては、前半7分と9分、11分と立て続けにチェゼーナに決定的なチャンスが訪れるが、ブッフォンの好セーブによりチームは救われる。しかし17分にはその壁を破られてしまう。何れの攻撃もユベントス側のミスから生まれたものであり、チェゼーナに簡単にカウンターを許してしまっていた。
26分にポグバのピンポイントクロスによりモラタが同点弾を決め、更に32分にマルキージオがゴール前に飛び込み逆転ゴールを決める。これでやっと落ち着きを取り戻し、前半の残りの時間を攻め続けたイタリア王者だったが、後半に入ると再びチェゼーナに攻め込まれるシーンが続く。エリア内で何度も簡単にシュートを打たせてしまい、69分には同点に追いつかれてしまう。
ローマが引き分けていることもあり、何としても勝ち点を広げたいユベントスはチャンスメイクし、80分にジョレンテがオーバーヘッド気味で放ったシュートがDFの手に当たりPKを獲得する。しかし、キッカーを務めたPKの名手ビダルが外してしまう。
チームの結果に納得のいかないブッフォンは『Sky Sport』のインタビューに応えた。「おそらく、ローマの結果は多少我々の心情に影響を与えたかもしれない。だが、私達のようなチームは他の結果に影響を受けてはいけない。私達は最初の20分はとても悪く、何度もチェゼーナのカウンターを許してしまった。我々はチェゼーナをリスペクトしているが、私達のようなチームは決して相手にスペースを与えてはいけない。」
37歳のブッフォンは続けて話した。「今回の失敗は私が原因かもしれない。私はキャプテンであり、このようなゲームを上手くコントロールしなければいけなかった。優勝は人から与えられるものではない。自分達で掴みにいかなければならない。」
月末にはチャンピンズリーグの決勝トーナメントでドルトムントとの対戦が控えているため、次節のアタランタ戦で何とか調子を取り戻して欲しいところだ。
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