サッスオーロSD「ユーベは2人の優先権を持っている」
2015/02/04
ザザ&ベラルディ : 1500万ユーロ
2月2日、今冬における移籍マーケットは閉幕した。前線の補強を優先順位の上位に設定していたユベントスは、サッスオーロと共同保有し、同クラブでプレーしているFWシモーネ・ザザの獲得に向けて最終日まで交渉を行ったと噂されているが、最終的にはジェノアからレンタルでアレッサンドロ・マトリを獲得した。残るシーズンに向けて緊急性が生じていた状況下、ユベントスを知るマトリを獲得するという判断は一部で高評価を得ている。
結果的にザザ獲得を断念する形となったが、昨日サッスオーロのSDネレオ・ベナート氏は、イタリアのTV番組に出演し、今冬マーケットにおける動向に関して、また共同保有するザザ(23歳)とベラルディ(20歳)の今後に関してコメントを残した。ベナート氏は、
「今回のマーケット期間中、我々はザザに対する入札を断り続けた。」
「しかし、6月30日までであれば、ユベントスがザザ獲得への優先的な権利を持つことになる。彼らは1500万ユーロを支払うことで彼を獲得出来るのだからね。」
「ベラルディに関しては、ユベントスは今年の6月10日までであれば1500万ユーロで獲得可能だ。6月10日から後は獲得に2000万ユーロが必要になる。」
とベラルディの獲得条件についても触れた。いずれにしてもユベントスは、この2人の将来有望選手獲得の優先的な権利を有していることになる。1500万ユーロの移籍金を支払う価値に関しては賛否両論あるだろうが、1500万ユーロの移籍金で将来有望な選手を獲得するのか、それとも高額な移籍金で国内国外の舞台を問わず活躍が期待できるビッグネームを獲得するのかは来夏のマーケット時のユベントスの状況に左右されることになるだろう。
category:
メルカート