ダビド・トレゼゲ、現役引退を選択
2015/01/21
モデナFCでは無く、ユベントスのフロントへ
ユベントスのレジェンドの1人であるフランス人FWダビド・トレゼゲ(37歳)。
2000年にモナコから移籍し、10年間ユベントスでプレー。245試合に出場し138ゴールを決め、スクデット獲得やセリエA得点王などのタイトルを勝ち取ってきた。また、「カルチョポリ」によってセリエB降格を喫した際もユベントスへの忠誠を誓い、残ったデル・ピエロやネドヴェド、ブッフォンやカモラネージと共にセリエA復帰に大きく貢献。イタリアサッカー史に名を刻んだFWとして記憶に残っている。
また、ユベントスを退団後はリーガ・エスパニョーラのエルクレスでプレー。今年はインドスーパーリーグのプネー・シティでプレーしていた。そんなトレゼゲには今冬マーケットにおいて、セリエBを戦うモデナFCへの移籍の噂が浮上していた(1/16 「トレゼゲ、冬季マーケットでのモデナ移籍に前進」)。トレゼゲの前代理人であり現モデナ会長であるアントニオ・カリエンド氏も獲得希望を表明しており、現在の代理人もトレゼゲがカリエンド会長に直接連絡して現在のコンディションの様子などを伝えていたことを明かしている。
しかし、37歳を迎えたダビド・トレゼゲはサッカー選手としての現役引退を選択したようだ。『Tutto Sport』が報じた。一方で、同メディアはトレゼゲが長く在籍したユベントスからの誘いを受けていることを報じており、トリノを舞台にサッカー界に居続けることを検討しているようだ。数日以内にもトリノを訪問し、ユベントスの幹部達と会談を行うのではないかとのことだ。
なお、トレゼゲは現在もユベントスのマーケティングに協力しており、1月31日から博多にて開催予定の「ユベントスラウンジ」には、ゲストとして来日する可能性もある。
モデナFCでは無いものの、イタリアでトレゼゲを再び見える日が来るかもしれない。
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