長きにわたる離脱から復活したぺぺ、心境を語る
2015/01/16
6-1で勝利したエラス・ヴェローナとのコッパ・イタリア初戦は、今季のユベントスにとって予想以上に有意義な結果となっただろう。
今季の開幕より出場機会の問題に悩まされていたFWセバスティアン・ジョビンコはスターティングメンバーに久々に復帰して先制点を含む2ゴール。途中出場も含め公式戦合計23試合に出場中もまだゴールが無かったロベルト・ぺレイラも美しい今季初ゴール。さらに、18歳という若さで貫禄のあるスーパーゴールを決めたコマンもこれが今季初得点となった。
何よりアントニオ・コンテ監督がユベントスに就任した初年度のスクデット獲得に貢献したシモーネ・ペペが、想像を絶する長期離脱から復帰し、先発出場するまでに回復したことは感慨深い瞬間だったに違いない。
そんなシモーネ・ペペは、エラス・ヴェローナ戦後『SKY Sports』のインタビューに応じた際、久々に出場したこの試合の感想を述べている。ペペはジョークを交えながら今の心境を次のように語った。
「僕が最後に出場したのはまだビデオテープを使っていた時代にまで遡らなければならない。そして今は既にDVDの時代だね。」
「とても長かったよ。最後にまともにプレーをしたのは2012年のシーズン最後の試合になるね。トリエステ(9季ぶり28回目の優勝を決めたカリアリ戦の舞台)での記憶は、僕がユベントスに入団してから一番良い思い出だよ。あれから2年半が経った。でも僕は何も問題無いし幸せだ。今日は90分間プレーしたけど、チーム全体が良かった。こんな素晴らしいチームでプレー出来ていれば2年半のブランクから戻ってくるのも簡単なものさ。」
(Photo:『Juventus.com』より)
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