イタリアダービーで始まった2015年はドローでスタート(ハイライト)
2015/01/07
今年最初の試合となったインテルとの「イタリアダービー」は、1-1のドロー。2014年のローマ戦(3-0)のように勝利でスタートすることは出来なかった。現在の順位表は、2位のローマが敵地でウディネーゼを1-0で破っているため勝ち点1差。拮抗したスクデットレースが続いている。次節は1月11日(日本時間1/12/4:45キックオフ)、敵地でナポリと対戦となる。
試合は前半の5分にユベントスが先制し、幸先の良いスタートを切る。
右サイドでジョレンテがボールをキープすると、中で構えていたビダルにパス。前方のスペースに向かって技ありのトラップで切り込むと、ゴール前のテベスにクロス。テベスがタイミング良く合わせてゴール。
前半は、テベスのゴール前にマルキージオが惜しいシュート放つ場面や、ポグバがエラシコでペナルティエリアに切り込んでシュートに持ち込むなど得点チャンスを積極的に演出し、好調な滑り出しとなったがそのまま前半を折り返した。
1-1の同点とされたのは64分。トップに入っていたマウロ・イカルディが決めた。
グアリンが中盤からグラウンダーのロングパスを送ると、前線にポジショニングしていたイカルディに渡る。ブッフォンが飛び出すとゴールからブッフォンが離れたタイミングを見計らいイカルディがシュート。シュートは綺麗にゴール左に決まる。ボヌッチのマーキングの甘さとブッフォンの判断の誤りが結果を左右してしまったと言っても過言ではないだろう。ボヌッチが深く構えすぎ、一方対処しようとしたブッフォンが飛び出すタイミングではなかったといえる。
後半は前半のようなパス回しと創造性を欠き、ボールポゼッションを維持できなかった(支配率51%)ほか、キエッリーニのパスミスや前線のプレスに人数をかけすぎたことが要因でドリブル突破を図られるなど、後半修正を図ったインテルに苦しめられた。対するユベントスは守備的な戦いを展開していたインテルに対しなかなかチャンスを演出出来なかったように見受けられる。
85分にはインテルのコバチッチのレッドカードによって数的有利にするも、エムヴィラを投入してさらに守備を固めたインテルの壁を破ることは出来なかった。前半のゴールチャンスが悔やまれる展開となったといえる。
次節は好調ナポリと対戦するほか、その後コッパ・イタリアがスタート。2月にはチャンピオンズリーグも待っている。大きな課題がみえた試合となったが、修正する時間はそれほど残されていない。FORZA JUVE !!
category:
メイン