パドイン、キャリアにおける複雑な心境を語る
2015/01/06
30歳を迎えているユベントスのMFシモーネ・パドインはウディネーゼの本拠地ウディネ市の都市ジェモーナ・デル・フリウリの出身。アタランタの下部組織でプレーしたのち2012年にユベントスに加入し、マルチプレーヤーとして活躍中のほか、戦術理解度の高さから、途中出場であっても結果を出すインテリジェントな選手として評価を得ている。
現在監督業を務めているロベルト・ドナドーニやアレッシオ・タッキナルディ、またリカルド・モントリーヴォやロランド・ビアンキなど数々の優秀な人材を排出してきたアタランタの下部組織でサッカー選手としての人生を歩み始めたパドインは、キャリアにおいて地元クラブのウディネーゼでまだプレーしたことが無いことに複雑な心境を抱いているようだ。フリウリのテレビ局『TeleFriuli』が伝えた。
「僕らフリウリの出身者はメンタル面でタフなんだ。たとえ辛い時期を過ごしていようとね。僕の地元クラブであるウディネーゼでプレーしたことが無いことに後悔があるわけではないけど、すごく寂しい気持ちは残っているね。でもあのとき(幼少期)は、僕のサッカー人生のためにベルガモ(アタランタの本拠地)に行かなければならなかったんだ。」
また、同テレビ局にスーペル・コッパ・イタリアでのPK失敗に関して聞かれたパドインは次のように述べている。
「ラファエルに止められたPKについて? あれは最悪の経験といっていいだろう。でもスポーツ選手なら前を向かなければならない。僕らはあの試合について、早急に忘れられるよう努めていかなければならない。素晴らしいシーズンを送るためにもね。」
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