アッリゴ・サッキ氏「ユーベとローマの差はほとんど無い」
2014/12/26
過去にイタリア代表監督やACミランの監督などを務めてきたアッリゴ・サッキ氏。
サッキ氏は、今季のセリエAに関して、ユベントスとローマを取り上げて次のようにコメントしている。『Il Messagerro』が報じた。両者の差はほとんど無いと主張した。
「クラブには模範となるプロフェッショナルな選手が必要だ。ビアンコネーリ(ユベントスの愛称)は勝利、そしてリーグ首位という立場に関して慣れているクラブだね。ひとたびユベントスに移籍すれば、選手は“成功”だけを考えて日々を過ごしていかなくてはならない。」
「アッレグリの作り上げたユベントスは、ピッチにおいて前と比べもより完成型に近づいており、より決定的なグループに仕上がっている。しかし、ローマも上手くプレーしている。ローマの方が良い部分も持っている。彼らは以前よりも活き活きしており、より美しいサッカーを披露しているね。」
「今、ユベントスとローマの差はそれほど無いと捉えて良いだろう。もし、彼らの差が開いていくといくとなれば、セリエAというリーグはよりオープンなものになっていると捉えるべきだろう。ローマがユベントスにさらに近づくには、特別な何かが必要になる。まだテクニックや戦術において差は存在している。特にボールポゼッションには少し問題が残っている。たとえガルシアが超一流の監督であろうとね。」
「ただ、ガルシアは非常に素晴らしい仕事をしている。今季に関していえば、彼らには少しアンラッキーな場面も見受けられた。それに関しては、負傷者が出ていることやマーケットにおけるミスを挙げることが出来るだろう。」
category:
メイン