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現状でサッリ監督に対する評価は…?
山口「イグアインもディバラも復活させているし、クアドラード、マテュイディのSB起用とか、柔軟性も凄まじいものがある。あとはピアニッチがいないときかな、と。選手で補うのか、システムそのものをいじるのか。見ものだと思う」
宮城「国外で1年間チェルシーを指揮して采配の幅が広がったような気がします。 ナポリでもチェルシーでも割と選手を固定している印象がありましたが、今年はかなりフレキシブルにローテーション組んでますよね」
山口「CLを見ていても勝ち方を知っている気がする。宮城くんが言ったようにチェルシーをEL王者に導いたことで本人の采配に深みが出てきているんじゃないかな。
それに、いまのユベントスの選手層って世界屈指。この状況で循環させていることがすごい。このレベルの選手層をもつクラブこそ、サッリが率いたかったチームなのかな、と」
座間「ジャンとマンジュキッチがCLのメンバー外になるほどの層の厚さですからね(笑)」
山口「そうなんだよね(笑)すごい乱暴な言葉だけどそれも巡り合わせだし、運だと思う…。本当の一流って監督が代わっても一流なわけだから。クリスティアーノとかね。心技体すべてにおいて彼は一流だからバロンドーラーなんだと思う」
宮城「そこを汲んで移籍を勧めるのもクラブの仕事ですしね。ディバラについても『9』番タイプを求めているサッリの構想に元々含まれていなかったんだと思います。今でこそ活躍していますが、もう1人『9』番タイプの選手が加入していたらディバラは移籍していたでしょうね」
津田「選手層は本当に厚くなりましたよね。CLを3連覇したレアル・マドリーもそうでしたけど、各ポジションにワールドクラスの選手が2人くらいいないとビッグイヤーは厳しいのかもしれません…」
宮城「問題はそこの資金繰りですね」
座間「それを考えてもやっぱり今夏に余剰戦力を放出できなかったのは痛かったかもしれませんね」
山口「監督交代直後は誰でも難しいと思うよ。情もあるし、監督も新入りなわけだからね。無下にクビを切って内乱が起きているチームも少なくない。ユベントスにとって我慢の一年だと思う」
宮城「そうですね。選手自身が出たがらないチームになったのもポジティブなことでもはありますね。それでも資金は必要なので、ここ最近はイタリア国内以上に国外でのプロモーション活動が増えている印象です。
NBAのブルックリン・ネッツと共同でイベントをしたり、アジア遠征をしたり、PALACEとのコラボ4thユニフォームを制作したり…」
津田「確かにピッチ外での活動により力を入れている色合いがより濃くなりましたね」