今年最後のホームゲームはドロー。勝利で締めくくれず
2014/12/14
2014年最後のホーム・ユベントススタジアムでの試合であったサンプドリア戦。試合は1-1の引き分けで終了した。前節フィオレンティーナ戦の結果もドロー(0-0)。チャンピオンズリーグリーグでのアトレティコ・マドリード戦もドローで終えているため、ユベントスは公式戦を3戦連続ドローの戦績となっている。
試合は、12分にマルキージオのコーナーキックのクロスをエヴラが豪快に合わせ先制。エヴラの今季初ゴールで幸先良いスタートを切ったものの、サンプドリアの集中したマークと強いプレスになかなかチャンスを演出することが出来ず、逆に後半開始直後の51分にガッビアディーニのファインゴールで振り出しに戻されてしまう。
後半の早い段階で追いつかれてしまったユベントスは、その後落ち着いて攻撃を展開しようとするも想像力に欠け、サンプドリアの堅い守備を崩すことが出来なかった。前線にボールを繋ぐも、最後の崩しの場面でミスが目立ち、ボールカットされてカウンターを受ける場面が多々あったように見受けられる。
特に中盤に入ったビダルは、パスミス、シュートミス、そしてファウルとこの試合で低調なパフォーマンスを披露してしまった。対して、ピルロの代わりに出場していたマルキージオはそつなくゲームを作るパス回しで安定感をもたらしていた。また、ポグバに関しても積極的に攻撃に絡んでいく姿勢や守備の場面でプレスをかけていく姿勢など一定の評価に値するだろう。
しかしながら、前線に入ったテベスやモラタ、また途中出場したジョレンテは集中力とクリエイティビティに欠け、サンプドリアの素晴らしいマークを外すには至らなかった。守備は通常通りにそれほど大きなミスは無かったものの、またもや攻撃面での課題が浮き彫りになってしまった試合である。
次戦は、12月19日アウェイでカリアリ戦。またその次にはナポリとのスーペル・・コッパ・イタリアも待っている。この試合で見えた課題を修正することが出来るか。欧州の舞台に向けても修正は必須となるだろう。Forza Juve !!
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