伊紙、サッリの過去4シーズンとユベントスでの戦いを検証! セリエA首位に立つが…
2019/11/04
Zimbio
総得失点は1,2年目とほぼ同じ数字に
マウリツィオ・サッリがその名を馳せたのは間違いなく、ナポリ時代での功績だろう。2017/18シーズンにはスクデット獲得まで「あと一歩」まで迫った。
だが、その後ユベントスが地力の差をみせ、首位を奪還。そのままスクデットを獲得したのは記憶に新しいはずだ。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は4日、サッリの過去4シーズンと今シーズンの第11節までの戦いぶりを伝えている。
同紙は、サッリがナポリを率いた2015/16シーズンから今シーズンまでの成績を掲載。ナポリでの監督初年度は勝ち点「22」総得点「21」失点「8」。
翌2016/17シーズンは勝ち点「20」総得点「20」失点「12」。前途のシーズンは勝ち点「31」総得点「32」失点「8」。
翌シーズンはチェルシーを率い、勝ち点「27」総得点「27」失点「8」。今シーズンからユベントスを率い、勝ち点「29」総得点「19」失点「9」となっている。
ナポリでの絶頂期を迎えていた2017/18シーズン以外は数字が似通っているが、チェルシー時代と比べると勝ち点では「2」上回っているものの、総得点では「8」劣る。
また、ナポリ時代の1,2年目と現在を比べると総得失点はほぼ同列となっているが、勝ち点では「7」上回る。
ユベントスでの重圧を加味すると、過去2シーズンより得失点では劣っているものの、セリエA首位に立っているのは評価していいだろう。
マッシミリアーノ・アッレグリが築いた5シーズンからの脱却を迫られている「サッリ・ユベントス」の今後の戦いに注目したいところだ。
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