ピアニッチが今季のユベントスを解説「ボールは我々より多く走り、より早く移動する」
2019/11/02
90min.com
得点力で改善点指摘も
「試合では150回ボールに触る」
以前のインタビューでこう話したユベントスのMFミラレム・ピアニッチは、“サッリズモ(サッリズム)”を体現するチームの大黒柱だ。
レジスタとしてチームの舵を取る背番号「5」は、マウリッツィオ・サッリ監督から与えられた役割を楽しんでいる。
イタリア紙『TUTTO SPORT』が現地時間1日、同選手のインタビューを掲載した。
過去と比較して、今季のビアンコネーリの印象を聞かれたピアニッチは、「サッリは私にスペースを探すこと、そしてボールを受ける位置を見つけることを要求している」
「彼のビジョンにおいて好きなことはワンタッチ、ツータッチでのプレーさ。ボールは我々よりも多く走り、より早く移動するからね」
「できるだけ少ないボールタッチでプレーする方が良い。私は常にボールを保持する必要があると言ってきた。それが『自信』を持ってボールを回すことに繋がなるんだ」
「そうすることで我々はより安心感を持ち、全員のプレーが良くなるのさ」と、自身のプレースタイルが現在の戦術がマッチしており、チームにポジティブな影響を与えていると話した。
さらに同選手は言葉を続け、「最近の試合ではチャンスの数に比べて得点が少ない。これは少なからず我々を危険にさらす」
「我々はもっとシニカルに振る舞う必要があるし、より具体的なプレーをしなければならない」
「そうすることで相手はユベントスをよりリスペクトし、脅威に感じることになるんだ」と改善点も示している。
ピッチ上では冷静にゲーム展開を見ているピアニッチ。同選手はピッチから離れたところでも、チームを俯瞰的に分析している。
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