決勝トーナメント進出を決めたユーベ。多大な経済効果
2014/12/10
決勝トーナメントを決めたことは、ユベントスというクラブの歴史、プライド、そして応援する大勢のサポーターにとって素晴らしい結果となったに違いない。
しかし、その素晴らしい結果はスポーツという一面に対するものだけではなかったようだ。『SKY Sports』記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏のウェブサイトは、今季のチャンピオンズリーグ開幕から決勝トーナメント進出を決めた最終戦までのユベントスへの経済効果を伝えている。
報道によると、昨夜のアトレティコ・マドリード戦を終えた時点で、3勝1分2敗の成績を残しているユベントスは、これまで合計350万ユーロの収益(1勝:100万ユーロ/1分:50万ユーロ)を上げており、さらに決勝トーナメント進出を決めて350万ユーロの収益を手にしているとのことだ。
また、今季チャンピオンズリーグに出場している一方のイタリア勢となるローマとテレビ放映権を共有していることから既に2260万ユーロの収益を握っている。それに加え、今季のチャンピオンズリーグにおいてユベントススタジアムへの入場料で既に500万ユーロの収益を上げている状況だ。つまり、チャンピオンズリーグ本戦出場(グループステージ進出)の時点で860万ユーロを得ているため、これまでで合計4320万ユーロの経済効果を自らのクラブへ生み出していることになる。
チャンピオンズリーグの効果は計り知れない。
ここで得た収益を握って冬季マーケットに飛び込むことも可能だろう。特に、ヨーロッパでの躍進を今季一番の目標としているユベントスは、次のマーケットで大型投資を図っていくことが予想される。そして、そこで得た戦力を持って決勝トーナメントを戦い、さらなる目標達成と経済的効果を狙っていることも想像出来る。
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