冬季マーケットに向け、さまざまなクラブが動いている。
『SKY Sports』記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏のウェブサイトは、クロアチアリーグ第１８節のディナモ・サグレブvsＨＮＫリエカの一戦に、複数のクラブスカウトが観戦に訪れていたことを報じている。
報道によると、スタンドにはおよそ３０００人の観客がいたようであるが、この中にチェルシー、アーセナル、ユベントス、ミラン、アトレティコ・マドリード、ハンブルガーＳＶ、バレンシアのスカウトがいたとのこと。なお、チェルシー、ユベントス、アトレティコ・マドリード、ハンブルガーＳＶ、バレンシアがＨＮＫリエカのＦＷアンドレイ・クラマリッチ（２３歳）を、アーセナルとミランがディナモ・ザグレブＭＦマルセロ・ブロゾビッチ（２２歳）をそれぞれ観に来ていたとみられている。
昨日の報道（「個人合意取得のクラマリッチがチェルシー移籍の可能性」）により、ユベントスが既に個人合意を取得しているクラマリッチがチェルシーに移籍する可能性が高まっているが、ユベントスが再交渉を行うべくクロアチアにマロッタＧＭを送り込むのではないかとみられていた。しかし、この報道によれば、マロッタＧＭではなくファビオ・パラティチＳＤがクロアチアを訪れているとのことだ。今週中にもパラティチＳＤとＨＮＫリエカの担当者が会談を行うとの見方が強まっている。
それぞれのクラブが本格的に動きだしている印象だ。